前回のコンサートツアー「TOUR2010」の千秋楽から1年9ヶ月を隔てて、「縁会2012~3」の初日(10月25日)が近づいてきた。
会場は、奇しくも前回の楽日と同じ、神戸国際会館こくさいホール。関西人としては、願ってもないスケジュールである (もっとも、今回の千秋楽、来年2月10日の福岡公演への遠征はさすがに難しく、私にとっては、1月26日(土) 大阪オリックス劇場での公演が、事実上の千秋楽となりそうだが……)。
今年は公私ともに何かと忙しく、夜会VOL.17「2/2」大阪公演の千秋楽以降、中島みゆきからも少々遠ざかり気味で、このブログの更新も滞っていたのだが、初日のチケットが送られてくると、さすがに「いよいよ」感が高まってくる。
ツアーに先立って、10月10日には、ニューシングル「恩知らず」もリリースされた。少し懐かしさも感じさせるようなシンプルな曲調は、これまでのいくつかの彼女の作品と同様に、吉田拓郎の初期の作品を彷彿とさせないでもない。
ビルの屋上というロケーションが意表を突く公式PVでは、おなじみのメンバーに心地よくバックアップされながら歌う、彼女の伸びやかな表情が印象的だ。
ツアー初日の前日、10月24日には、約1年ぶりのオリジナルアルバム『常夜灯』もリリースされる。
例によって、曲名からはさまざまな想像をかきたてられる。すでに一部の曲はラジオ番組などで放送されているようだが、私はあえて聴かないようにしている。
というのも、このアルバムから何曲かが、ツアーの曲目に加わることはほぼ間違いないので、初日にまったく白紙の状態で、新曲を聴きたいという思いがあるからだ。
前々回の2007年のツアーでは、10月7日(日)、大阪フェスティバルホールでの公演に行ったのだが、その4日前にリリースされたアルバム『I Love You, 答えてくれ』を、その時私はまだ聴いていなかった。そのおかげで、このアルバムの曲を中心としたライブからは、とても新鮮なインパクトを受けたのをよく覚えている。
オリジナル曲を中心とする (VOL7以降の) 夜会とは違って、コンサートツアーではいつも、十二分にアルバムの「予習」をしてからライブに臨むのが通例だったので、そんな経験をするのは、その時が初めてのことだった。
――あのインパクトをもう一度、と目論んでいるわけである。
おお、今日、見たらフルバージョンのPVになっていました。
後半、バックの夜景がきれいです。
しっとり、歌うのもいいけど、元気いっぱいのみゆきさん、大好きです。
なぜ、せっかくのPVがショートだったのでしょうね。
フルバージョンでも3分ちょっとです。
ナミナミさん、コメントありがとうございます。
このブログは、さりげなくバージョンアップしていることがよくあります。(^^;)
公式PVが最初、ショートしかなかったのは、やはりシングルCDの売り上げを考慮したのでしょうか。
ネット配信が一般化しつつある現在、CD、とくにシングルは、もはや過去のメディアとなりつつある感が強いですが…