このブログ (2008年12月13日開設) では、彼女のライフワークともいえる音楽劇・夜会についての感想・解釈・考察などを中心に、中島みゆきについて書いていきます。
「転轍される世界」というタイトルは、直接には、夜会VOL.13「24時着0時発」、およびその再演であるVOL.14「24時着00時発」の物語のプロットの核心であった、ひとつの世界からもうひとつの世界への「転轍」というコンセプトに由来しています。
しかし、1989年に始まり、2014年の最近作VOL.18「橋の下のアルカディア」に至る四半世紀の夜会の歩みを振り返ってみると、舞台の上でさまざまなかたちで変奏されてきた死と再生――あるいは「転生」――という基本テーマは、視点を変えれば、舞台上のみならず客席のわれわれをもつつむ世界全体の「転轍」というテーマでもあったのではないか、という気がしてきます。
このブログの記事は、かつて1990年代に中島みゆきに関する活字媒体の同人誌に書いていた記事の続編ともいえるものであり、そのため通常のブログよりも長文で、込み入った文体で書かれているため、かなり読みにくいと感じられるかもしれません。あまり頻繁な更新もできないとは思いますが、中島みゆき、とくに夜会に限りない思いを寄せる方々に、気長にお付き合いいただければ幸いです。
追記 [2018年8月20日]
2018年秋のブログ移転(ココログ→独自ドメイン)を機に、夜会以外の話題を主としたもうひとつのブログ「今ゆくべき空へ」の記事も、「転轍される世界」に統合することにしました。
また、上記の1990年代に中島みゆき同人誌『MIYUKOLOGIE』に書いていた記事(ココログでは「中島みゆき HypetText」として掲載)も、同様に、「転轍される世界」内の固定ページとして統合することにしました。
以上のようにブログの体裁は若干変わりますが、今後ともお気軽にお付き合いいただければ幸いです。
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